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エコロジーと子育てをゆるゆると


by etsucolumn
昨年度の大学の授業で、現代のさまざまなリスクについて考える授業をとっていた。
そこで特に興味深かったのが、食のリスクについての講義。
食についていろいろと一般人が思い込んでることを覆すような内容だったから。

例に挙げると、

農薬:
国の使用してよい農薬の選定・残留農薬の基準はとてもとてもきびしいもので、流通している農作物の残留農薬もかぎりなーく薄いものである。
むしろ無農薬の作物は、自分を守ろうとするあまり、発がん性が高まったりする。

食品添加物:
合成添加物は安全性が厳しく調べられてから認可されるが、天然添加物は事実上野放し。天然添加物のほうが毒性が高いものがままある。


天然添加物の実態とか、「うひゃー」って思うよね。
あと、ここで、「無農薬野菜、意味ないじゃん」って一瞬思わなかった?
私は、恥ずかしながら(一瞬だけど)そう思いました。
でも、よくよくかんがえてみると、ここで注目されてるのはあくまで「発がん性」。
アトピーだったり、化学物質過敏症だったりで、日々の刺激が苦痛な人にとっては、やっぱり無(減)農薬という選択肢は大事なはず。
発がん性が高いったっていちぢるしくではなくて、たしかちょっとの差だったし。

しかも、天然食品は「発がん性」のみに注目して言うなら、さまざまな発がん物質が含まれているものがたくさんある。
 例)コーヒー
だけど食品自体にそれを吸着して排出する物質(食物繊維など)やがんを抑えう働きの物質が含まれていて、相殺している可能性もあるという。
発がん性だけに着目しないでも、すべての点において確実に無害な食品は、存在しないという。

だから、結局、同じ食品を偏って食べない(昔からの知恵)、とか、より安全な食品の情報を得て、選択していくことが一番なんだろう。

あと、自分のために食の情報に関して何を優先したいかもよく考えるべきだと思う。
報道なんかで「これがあぶない。よくない。」とかいってるときに、それが自分のニーズに当てはまることがどうかよく考える必要があると思う。

もしアトピーやアレルギーなどの症状が現にあるのなら、それに応じた選択をせざるを得ないし、人によってはやっぱり発がん性に着目することもあるだろう。

とくに今までの考えを覆されたりすると、知らせるがわに扇動しようという意図があるなしにかかわらず、「AじゃないならBしかないだろ」っておもったりして、別の選択肢が見えなくなったりするから、もう一回振り返ってみるのが大事だと思う。
# by etsucolumn | 2008-07-17 19:21 | エコロジー

家庭菜園のススメ

家庭菜園のススメ_b0159188_17125892.jpg

裏庭のトマトは一日おきに6個くらいの収穫。
サイズはミディで、三株植えてます。
毎日自分ちのトマトが食べられるのはうれしいなあ。
鳥の害も今のところないし、垂れ下がって地面に接してしまってる実でも、めったに虫に食べられない。
ナスはがんがん食べられてるのに、トマトって意外に不人気。

青ねぎや大葉などの薬味や、ハーブなんかも虫に強くて栽培が簡単なのが多いから、
庭やベランダで育てて、生活の足しにするくらいは、結構楽にできると思う。

今一番楽しみなのは枝豆とゴーヤーの成長。
ゴーヤーは種から4~5株育ててたところに近所の農家さんに8株くらいもらって、
かなりの大所帯。
ゴーヤー常食できちゃうかも。
おすそ分けもできちゃうかも。
実のなるシーズンが楽しみ。

ちなみにうちで参照している家庭菜園ハウツー本はこれ
植えるのに適した時期や栽培方法が分かりやすくでてます。
他にもいろいろ出てるので、興味のある方はどーぞー
# by etsucolumn | 2008-07-16 17:24

おおば!

大葉は栽培にほんとお勧めです。
ほっといてもがんがん育って、
毎日食卓に使える!
そろそろそうめんやりたいなあ。
おおば!_b0159188_22121547.jpg

# by etsucolumn | 2008-07-14 22:12

再スタートにあたって

今日は次の三つの言葉について考えたいとおもいます。

①エコロジーライフ
②エコノミーライフ
③ナチュラルライフ

私たちは「エコライフ」「エコロジーライフ」ときくと、この三つを混同して考えることが多いと思います。
広い意味ではそれは間違っていないと思うけど、いつもそうやっていると、なんとなく釈然としない思いが発生してくるように思われます。
そこで、まずは「エコロジー」をこの三つの言葉で考えてみようと思うのです。

①エコロジーライフは
  ここでの狭い意味は環境負荷の少ない生活スタイルのこと
  (広い意味は地球環境、自然との調和を考えた生活のこと)

②エコノミーライフは
 金銭的にお得か、便利か(効率がいいか)を考える生活

③ナチュラルライフは
 自分または家族の健康・美容のために無(減)農薬の食品・材料を使った製品、無(減)添加の食品・製品を徹底して(あるいは好んで)使う生活

(この分け方とネーミングは私なりに考えたものです)

①~③のライフスタイルは、それぞれが重なる部分もあって自然にどれもやってる場合もあるけど、だからといってすべて重なり合うというわけでもないのです。
特に、③は本人が必要と感じなければやらないことがおおいものです。
②は、よほどのお金持ちでない限りたいていの人がやってますよね。
そして①は、一人ひとりにいま求められる風潮になってきてますね。

理想はすべての人が①~③を実践できることなんだろうけど、
なかなかそうはいかないのが現状だと思います。

だから一番手っ取り早いのは②の大事さに気づいてもらうことで①とかぶる部分を多くの人に実践してもらうことです。
 例)電気を無駄遣いしない
ついでに①の大切さにも気づく人が増えればなおよしと。

同じ「エコ」という言葉を唱えていても、温度差を感じるとき、相手と自分の「エコ」にもとめるものの違いをよく考える必要があるとおもいます。
 例)「①~③全部そろってないとでしょ!」というひとと「②の範囲でなら、やるよ♪」という人
でないと、押し付けになったりして、結局エコロジーを敬遠する人が増えることになると思うからです。
温度差の違いを頭ごなしにできてないと責めたりするよりは、そのなかで一緒にできることは何かを考える方がいいなと思っています。

ちなみに、私自身は①~③をバランスよく実践できればいいな派です。
# by etsucolumn | 2008-07-14 16:15